今はビニールのバランが有ったりレーザーで切れたりしますが
包丁1本で切る笹切りの技はたとえあまり使わなくても
すし屋さんの若い人にはぜひ覚えてほしい仕事です。

私も20代の頃が一番若い衆達で競って切っていました。

そんな修業時代の海老型という先が広がるタイプの笹を
思い出しながら切って生徒に見せました。

老眼鏡をかけてですが・・・・・

CIMG9030

笹にもセキショ、剣笹、敷き笹、化粧笹などいろいろ用途により

切り分けて使います。それぞれが意味があるんですよ。

冷蔵庫のない時代、江戸前寿司のネタは醤油漬け

酢漬け、煮物、漬物、焼き物などひと手間かけていました。

寿司と寿司の間に挟んで色や味が移らないように使いました。

CIMG9021


でも今お母さんたちが作るお弁当もハンバーグと玉子焼きの
間にグリーンのビニール笹を引きますよね。

時代は変わっても同じような事をしているんですね。


日本すし学院 マスタースクール
http://www.jpn-int-sushi-school.jp/