すしで伝える日本文化

すし職人の川澄健が寿司を通じて日本の文化を紹介します。

2015年10月

6期生が卒業しました

7月に入学した6期生がめでたく卒業!

いろいろな経歴の生徒達でしたが思いはひとつ

魚をさばいて、すしを握って、自分のこれからの人生に役立てたい。

私たちもその期待に応えられるよう教えてきました。

そして昨日は卒業式&成果発表会

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今回のお題はコース料理を3人協力して作り

そのあとカウンターお好みずしでお客様を接待する。

みんな私が思ったより落ち着いて段取り良く出せました。

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それぞれが自分の使いたい魚で刺身とすしも作りました。

約30分で料理を出し終わりそのあとお好みずしという流れ

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すこしまだゆっくりだけど生徒は丁寧に接客をこなしてくれました。

最初は包丁の使い方も巻きずしも握りずしも知らなかった彼達

4カ月訓練してお客様に出せる腕までに成長しました。

もちろん実際の店舗ではまだまだ覚えなくてはならないことが

沢山沢山あります。

でも素人の彼女たちが4カ月でここまでできるようになったのは

素晴らしいことです、努力しました、悩みました

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私たち学院スタッフは卒業後もみんなを応援してゆきます。

打ち上げは居酒屋さんとカラオケで遅くまで盛り上がりました。


私はすこし飲みすぎました・・・・・ いつでも遊びにおいで~~ 









昔のすし屋は酒を扱っていませんでした

私が海外でデモを行うときは日本のすしの歴史も一緒に紹介します。


料理屋風のすし店は別として、昔の屋 台の店では酒を扱っていませんでし た。

その理由は、屋台ではすし職人1 人でなにもかもしなければならず、
忙 しくて酒まで手が回らなかったこと と、

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お客もまた、屋台のすしで酒を飲 もうという考えがなく、
あくまでもす しを食べることが目的だったからです。

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お茶の湯のみ茶碗が大きいのも、 何度も入れ替えをしなくて済むように
という屋台店から始まったサービス で、それが現在のすし店に受け継がれ ています。


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日本すし学院 2か月マスターコース成果発表会の様子


2か月という短い期間の教室ですが覚えることはいっぱい!

入学したときには寿司を作れないのはもちろんのこと

魚の名前もよく分からなかった生徒達でした。


でも毎日の繰り返し練習と放課後の自習。

そんな2か月の成果をお客様の前で発表します。


表紙

笑顔になるね! 今日はみ~んなでサンタクロース巻

本日はみんなでサンタクロースを巻いてました

それぞれの切り口に色々な顔が出て来ました!


プロ講座の皆さんにはテスト期間中の癒し系授業かな?

思わずいい顔になるのが、飾り巻きずしの魅力です。


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フランス人のお客様が握りずし体験

昨日はフランスから観光に来ているお客様が
日本すし学院で握りずしを体験して帰りました。


手袋はしますがまずは衛生の基本正しい手洗いを教えます。 
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ブリをさばく実演から始めます
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みなさん自分で寿司ネタを切りつけてから握り手順
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ブリやサーモンから握ります

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ひとり10貫ほどの握り寿司
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ぐんかん握りにもコツがあることがわかった様子
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こちらはオプションでの飾り巻きずしデモンストレーション
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最近はこの飾り巻きずしパフォーマンスの依頼が多くなりました。

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先週はイギリスからの高校生も体験して帰りました。

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